今年は多め 花粉症で眠くならず薬で症状を抑えるポイント

公開日: 更新日:

■効き目が悪い場合

 鼻アレルギー診療ガイドラインには、重症度と病型に応じてどの薬を用いるべきか細かく掲載されている。

「中等症と重症・最重症では治療が異なります」

 ただし、耳鼻科医の9割はガイドラインを持っているが、内科医では4割という調査結果も。薬の効き目が悪い場合、重症度と病型に合っていない薬が処方されている可能性がある。

■重症度、病型を知る

 適切な薬を選ぶ上で、重症度と病型は必須。「1日のくしゃみの平均回数」と「1日の鼻をかむ回数」のどちらか多い方を選択。また、鼻づまりの状態が5段階中どこに当てはまるかをチェック。2つを掛け合わせて重症度と病型を知ることができる。詳しくは、鼻アレルギー診療ガイドラインを見るといい。

■副作用で眠い場合は

 重症度、病型で花粉症を分類した場合、どの花粉症にも使う薬が第2世代抗ヒスタミン薬だ。抗ヒスタミン薬には、第1世代、第2世代前期、第2世代後期(非鎮静化)があり、眠気の副作用がない薬は、第2世代後期だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?