ビール → 炭酸水で5kg減も「代用食品」ダイエットのコツ

公開日: 更新日:

「水溶性食物繊維は、胃や腸の中でドロドロになって食べ物の移動を遅くします。そのため、糖質の吸収がゆるやかになって血糖値の上昇を防ぎ、脂質の吸収を抑えます。また、不溶性食物繊維は、胃や腸の中で水分を吸って膨らみます。白米に比べ2割近く水分を含むため満腹感が得られやすく、食べ過ぎを防ぎます」

■常温の水を1日1・5~2リットル飲む

 また、食物繊維は塩分過多による弊害から身を守る。ナトリウムを吸着して排出するからだ。

「塩分は水分を保持するという性質があります。取り過ぎると、不必要な水分を体の中から排出しにくくなり体がむくみます。その結果、血管が圧迫され全身に栄養を送るための血流が悪くなり、栄養をエネルギーに変える力が弱くなる。余ったエネルギーがたまり肥満につながるのです」

 血流が悪くなれば体温が下がり、基礎代謝も落ちる。逆に塩分を控え体内の塩分濃度を下げれば、血流改善や代謝アップの効果が期待できるのだ。

便秘も改善されやすくなります。塩分に作用して食欲を増進させるグレリンというホルモンの分泌が減ることも期待できます。一方で濃い味付けになれてしまうと、素材の味や甘味などの味覚が鈍ってしまい塩分で食欲が促進され食べ過ぎてしまうことになります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」