著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

更年期に詳しい医師にかかれば症状がウソのように消える

公開日: 更新日:

 生活に支障を来す更年期障害のような症状があって受診しても、いつまでも症状が改善されない場合は、クリニックを替えてみて下さい。

 残念ながら、婦人科の医師でも更年期症状に詳しくない医師もいます。更年期を専門とする詳しい医師の手にかかれば、起き上がるのもつらかった症状がウソのように消えてしまうことは珍しくありません。

 更年期障害が生じるほどの症状についての治療には、ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、サプリメントと3種類あります。

 HRTは、減少した女性ホルモンを補充するもの。更年期障害のほとんどの症状を早く改善させることができます。ただし、乳がん、子宮体がん、血栓症などがある人は受けられません。

 漢方薬は、更年期障害のさまざまな症状を改善させます。HRTとの併用も可能で、途中で切り替えるのも可能。知人のS子さん(52)も、漢方薬から始め、閉経後、骨量が下がったので、骨量を維持できるHRTに切り替えました。

 サプリメントで注目を集めているのが、HRTに似た作用のエクオール。大豆のエストロゲンによく似た成分です。本来、大豆食品を食べると特定の腸内細菌によって腸内でエクオールが産生されます。ところが、日本人女性の半分は、その腸内細菌を持っていません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか