病気につながる可能性も 「耳掃除」は月1回程度で実は十分

公開日: 更新日:

「耳掃除は、耳の穴から鼓膜の手前までの外耳道にたまった耳垢を掃除するもの。耳垢は皮膚の老廃物なので“垢”という認識は正しいですが、一般的には奥の方の耳垢はそのうち自然と手前に移動し、耳の外に出てしまう。耳掃除でかえって耳垢を耳の奥に押し込んでしまい排出しづらくすることも。適度な量の耳垢には、外耳道を保湿する働きがあるので、取り過ぎは禁物です」

 毎日のように耳掃除をしていると、外耳道の耳垢がゼロになる。すると外耳道が乾燥しやすくなる。そこを綿棒や耳かきでこすると、それは乾燥した顔や手の皮膚を垢すりでゴシゴシこするようなもので、荒れて当然だ。顔や手の皮膚の場合は目に見えるので、赤く腫れていれば、さすがに「こするのはやめよう」と思うだろうが外耳道は見えないため、ついやり過ぎてしまう。

「綿棒を“軟らかいもの”と思っているのかもしれません。しかし、結構刺激が強い。耳掃除をし過ぎると外耳道が傷つき、外耳炎を起こします。これらの患者さんは、例外なく、耳垢がゼロです」

■風呂上りの綿棒もNG

 外耳炎の症状は、耳の痛みやかゆみ、耳だれ。耳掃除のやり過ぎが原因で外耳炎を起こし、今度は外耳炎でかゆくてたまらなくなり綿棒や耳かきでかいてしまう。すると、外耳炎が一層悪化する。悪循環だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網