急増中 「大腸がん」宣告後も長生きするための5つのヒント

公開日: 更新日:

 また、がんと診断される前まではあまり食物繊維を取っていなかった人でも、診断後に多く取ることで、死亡率が低下することも示唆されている。食物繊維が多い食品は、玄米、麦ごはん、サツマイモ、コンニャク、大豆、煮豆、ゴボウ、レンコン、パセリ、キノコ類などだ。

■コーヒーを4杯

 コーヒーの健康効果はたくさんあるが、大腸がんの再発率を低下して、生存期間が延びることも明らかになっている。

 ステージ1~3の大腸がん患者1599人を対象とした米国での研究では、1日4杯以上コーヒーを飲む人はまったく飲まない人に比べて、大腸がんによる死亡リスクが52%低下し、すべての原因による死亡リスクが30%低下したという。

「大腸がんは、他のがんと比べても運動や食生活といった生活習慣との関わりが深いとされ、がんに対する免疫力を高め、患者の生存期間を改善するための生活習慣についての研究が盛んです。もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、告知後の生活のヒントになるはず。担当医と相談して試すのもいいでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも