成功率は10万人に2人と…歌手・音々さん脳腫瘍を振り返る

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 手術前に「会いたい人には会っておくように」と3日間家で過ごしました。私と母親と妹3人は気丈でしたが、父親と弟は号泣です。「こんなとき、女は強いな」と思いました(笑い)。

 手術は8時間という長丁場でした。後頭部の頭蓋骨を2つ外し、腫瘍の摘出は成功。ただ骨の1つは砕くしかなかったようで、今、私の頭蓋骨の一部は人工の骨です。

■ライブに行くつもりで手術翌日からリハビリを開始

 手術当日の夜はものすごい痛みに襲われました。でも、翌日にはライブ会場に行くつもりで早々にリハビリを始めたんです。健闘むなしく、さすがにライブ会場には行けませんでしたが、手術当日のICUから1日でHCUへ移り、3日目には一般病棟へ行き、8日目には退院しました。普通は1カ月以上かかるものらしいですよ。身体、口、言語という3人のリハビリの先生たちに「とにかく早く退院したいからガンガンやってください」とお願いして、猛リハビリしたたまものです。

 早く退院した代わりに、1~2カ月はほぼ毎日通院し、週1回MRIというスケジュール。しかも3カ月間、歌禁止。すでに4月にライブが決まっていたのですが、歌が解禁になったのは本番の1週間前でした。さらに、ライブ当日は“担当医付き”でした(笑い)。

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