正常域でも医師は警戒 空腹時血糖値は100超えで要注意

公開日: 更新日:

 月並みですが、食事は腹八分目にして野菜を積極的に取り、少しずつでも体を動かして、減量に取り組むこと。禁煙とストレス発散も大切です。そう、生活改善に頑張ってほしいのが、このレベルといえます。

 先ほど空腹時血糖値は110未満が正常と書きました。確かにその通りなのですが、本当に糖尿病でない人は、100を超えることがまずありません。100~110の人も“予備軍”で、そういう人は食後の高血糖が下がりにくい状態にあるといわれています。

 100を少し超えた状態が何度か続くと、医師は糖尿病への移行を警戒し始めるのです。そんなときに行われる、より精密な検査がブドウ糖負荷試験。検査する朝まで10時間以上絶食した空腹状態でブドウ糖75グラムを水に溶かしたものを飲み、30分、1時間、2時間後に血糖値を測ります。

 この検査でチェックするのは、食後高血糖の改善度合いで、改善が鈍いと、糖尿病と診断されます。つまり、空腹時血糖値が100を超えたくらいで「様子を見ましょう」と言われたら、医師は糖尿病を警戒しているということ。決して軽く考えず、生活改善に取り組んでください。

(梅田悦生・赤坂山王クリニック院長)

【連載】医師の常套句「様子を見ましょう」の真意

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道