テレビドラマ、会議、電話、飲み会での言葉が聞き取れない

公開日: 更新日:

 大学4年生の真壁詩織さん(22)の場合は、小さい頃から周囲の人より自分は聞き取れていないことに悩んできた。もっとも、真壁さんとは喫茶店でインタビューを行ったが、特に問題なく質疑応答をすることができた。しかし、授業で先生がしゃべっている声などは、途端に分からなくなるのだという。

「テレビも、バラエティーとかドラマは本当に分からないですね。バラエティーはテロップが時々出るけど、ドラマは何を言っているか分からない。同じ理由で日本映画もダメなので、いつも洋画を字幕で見ています」

 平野医師が解説する。

「APDの人に多く見られる特徴として、騒音下で聞き取れなくなる、複数人の会話が聞き取れない、話すスピードが速いと理解できなくなる、電話や無線などが聞き取れない、横や後ろから話されると分からない、といったことがあります。人と並んで歩いているときに横から話されても何を言っているか分からないので、歩いているときには一切しゃべらない、という人も結構いますね」

 聴力に問題はないのに、そのようなさまざまなシーンで言葉が聞き取れないことに長年悩んできたのが、APDの人たちなのだという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰