「放射線治療」の最前線 今や正常組織にダメージを与えず

公開日: 更新日:

 がんの放射線治療は近年、大きく進歩した。知っておかなければ、“ベストの治療”を受けるチャンスを逃すことになりかねない。

 都内在住の50代の男性は2年前に前立腺がんが分かり、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使った手術を受けた。医師の「負担が少ない低侵襲な手術」という言葉にすんなり従った形だ。

 術後以降、尿失禁と勃起不全に悩まされている。

「徐々に回復する」と説明を受けたが、急に走ったり立ち上がったりすると漏らしてしまう。勃起に関してはすでに諦めている。

 知人の紹介で別の泌尿器科医に相談すると、「尿失禁や勃起不全は放射線治療の方がリスクが低い。前立腺がんは、手術も放射線も予後は同等だが、病院側としてはロボットは維持費がかかることもあり、放射線でできる前立腺がんにもロボットを勧めるところが多い」と言われた。

 放射線治療で国内最高水準を誇る都立駒込病院放射線診療科の唐澤克之部長は、「似たような話はよく聞く」と言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網