院内感染42人…都立墨東病院の今「医療崩壊は信頼の崩壊」

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルス感染症の患者急増に伴い、毎日のように全国各地の病院で院内感染が発生している。病院内では、いま何が起きているのか? 4月27日までに医師や看護師、医療スタッフや患者など42人の感染者が判明した都立墨東病院の関係者が重い口を開いた。

 ◇  ◇  ◇

「医療崩壊という言葉は知っていましたが、自分がその渦に巻き込まれるなんて思ってもみませんでした。築き上げた診療体制、人間関係もズタズタで、医療崩壊とは信頼の崩壊だと知りました」

 東京都全域を対象にした広域基幹病院である墨東病院は地域連携の要として多くの治療困難な患者を引き受けてきた。しかも第一種感染症指定医療機関およびHIV感染症の拠点病院でもある。

「医師も看護師も医療スタッフも普段から感染リスクを感じつつ、それに見合う収入を得ることなく給与や賞与カットにも耐えて頑張ってきました。にもかかわらずコロナ差別にさらされ、日常生活すらままならない。怒りの矛先がわかりません」

 感染が広がるにつれ院内はイライラが募ってきたという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外