基礎代謝が低下した高齢者はかつてない夏にどう備えるか

公開日: 更新日:

 また、高齢になると季節への対応も苦手になり、夏でも厚い羽毛布団をかぶったり、長袖長ズボンの下着で寝る人も多い。高齢の親がひとり暮らししているという人は、薄いタオル地の布団や、半袖の寝間着を買い与えることも熱中症予防には大切だ。

「熱中症予防に一番大切なのは水分補給。コーヒーやビールには利尿作用があって水分を失ってしまうので、水や麦茶など、カフェインがなくて飲みやすいものが一番いい。寝る前には水をコップ1杯。さらに、夜中に目が覚めたときにもすぐに水を飲めるよう、枕元に水差しを用意しておくと、熱帯夜の脱水症状を防げます」

 1杯の水が高齢者の命を守ることもあり得るのだ。

 (つづく)

【連載】コロナ禍での熱中症対策

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  2. 2

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    「続・続・続」待望の声続々!小泉今日子&中井貴一「最後から二番目の恋」長寿ドラマ化の可能性

  5. 5

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  1. 6

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  2. 7

    旧ジャニーズ「STARTO社」福田淳社長6月退任劇の内幕と藤島ジュリー景子氏復権で「お役御免」情報

  3. 8

    ソフトBは山川穂高にこだわる必要なし…丸刈りで一軍復帰も“崖っぷち”の現実

  4. 9

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  5. 10

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に