人前で文字がうまく書けない…そんな手の「ふるえ」は治る

公開日: 更新日:

 手足のふるえに悩む患者の4割が診断名がつかず、治療を受けていない――。

 医療機器メーカー「インサイテック ジャパン」がふるえに悩む男女500人を対象に意識調査を行ったところ、こんな結果が出た。

「ふるえ」は、手足が自分の意思とは関係なくリズミカルに動いてしまう状態を指す。ふるえの原因は多岐にわたっており、パーキンソン病アルコール依存症、甲状腺機能亢進症、事故の後遺症、薬剤の副作用、脳卒中などがある。中でも患者数が多いのが「本態性振戦」だ。

 大阪大学大学院医学系研究科神経内科学教授の望月秀樹医師が言う。

「本態性振戦は、原因がはっきりしないふるえで、ふるえ以外の症状はありません。人口の2・5~10%いるといわれ、20代と60代に多い。特定の何かの動作をしようとした時にふるえが起きるため、患者さんは非常に困っています」

 具体的には、字がうまく書けない、箸を使いづらい、コップの水をこぼしてしまう、お酌をする時にこぼす、乾杯ができない、リモコンや携帯電話などの機器がうまく操作できない、身支度をうまくできないなど。人前に出るのが恥ずかしいと、精神的な悩みを抱える人もいる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定