著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

体をクールダウンするトマトとゴボウで“熱デブ”におさらば

公開日: 更新日:

 春は一年で最もダイエットに成功しやすい季節。絶好のタイミングにしっかりとスリム化を目指すためにも、ぜひ押さえておきたいのが「体質別食べ方テクニック」です。中医学では体全体のバランスが崩れていることで、太りやすい体質になっていると考えます。バランスが崩れると代謝が落ちて、食べたものを消化しきれずに、必要以上の脂肪や水分をため込んでしまうのです。

 よって、体質に合った食事で体内のバランスを整え、代謝をアップして老廃物をスッキリ出すことが薬膳的ダイエットのポイントになります。体質は大きく4つの「デブタイプ」に分かれます。今回は「熱デブ」の対策について紹介します。

 脂っこいものや揚げものが大好き、野菜嫌いで脂肪過剰摂取系、なおかつ早食い、食欲旺盛、お酒も大好きという人に多く見られるタイプ。万年、飲み過ぎ食べ過ぎで、野菜はあまり食べないという食生活の結果、取り込んだ栄養分をうまく利用できないまま体にため込み、脂肪や水分をどんどん蓄えて太ってしまうのです。

 蓄えた過剰な老廃物が体内で熱を放つため、暑がり、のぼせやすいといった特徴も見られます。さらには、胃も熱を持つことでお腹がすきやすくなり、必要以上に食べられる上に食欲が止まらない……という「魔のメタボ胃袋」になりがち。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった