目の下のクマが気になる…病気の兆候である可能性は?

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「肝臓病」や「腎臓病」といった内臓疾患が隠れているケースもあります。肝臓や腎臓には解毒作用や老廃物を排除し血液を浄化する役割があります。これらの機能低下によって、血流が滞り目の下にクマができやすくなるのです。急にクマができやすくなり、だるさや食欲不振が伴えば内臓疾患も疑って受診することをおすすめします。

 最後は「うつ病」の可能性です。目や口の周りが青白くなります。自律神経のバランスが崩れることで、目や口の周りの筋肉に血液がスムーズに流れなくなるため、血行不良を引き起こすのです。疲れやすい、気持ちが落ち込みやすい方は鏡でチェックしてみましょう。

 たかがクマだとは思わずに、日ごろから目の下のクマに症状が出る病気を把握しておくことは大事です。

▽工藤孝文(くどう・たかふみ)内科医・糖尿病内科医・漢方医。福岡県みやま市出身。福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在は、自身のクリニック「工藤内科」で地域医療に力を注いでいる。

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