著者のコラム一覧
尾上泰彦「プライベートケアクリニック東京」名誉院長

性感染症専門医療機関「プライベートケアクリニック東京」院長。日大医学部卒。医学博士。日本性感染症学会(功労会員)、(財)性の健康医学財団(代議員)、厚生労働省エイズ対策研究事業「性感染症患者のHIV感染と行動のモニタリングに関する研究」共同研究者、川崎STI研究会代表世話人などを務め、日本の性感染症予防・治療を牽引している。著書も多く、近著に「性感染症 プライベートゾーンの怖い医学」(角川新書)がある。

世界一有名な画家ゴッホの奇行に唱えられる「梅毒説」

公開日: 更新日:

 ゴッホは1853年にオランダの牧師の家で生まれます。一風変わった子供で癇癪持ちなうえ、ひとりでぷいと遠出する癖があり、一日中昆虫やや空を眺めて過ごすことがあったと言われています。

 16歳で美術商の伯父が経営するグーピル商会に勤めますが、その後に解雇されます。直接の理由は取り消されていたクリスマス休暇を勝手に取ったからということですが、日頃から娼館通いなど素行が悪かったことが影響したと言われています。そこで補助牧師を目指すのですが、これも人間関係のトラブルなどで挫折。ようやく画家になることを決意し、個人的に絵を習ったり、美術学校に行ったりします。

 1886年にはパリに移住し、弟と同居しながら本格的に作品を描きます。そして2年後の1888年に画家の組合を作ることを目的に、南仏のアルルでゴーギャンと共同生活を始めます。しかしすぐに不仲になり、わずか2カ月で共同生活は破綻します。直接の原因は前述の「耳切り事件」でした。

 ゴッホの死後、彼の言動や作品を病気によって説明しようとする試みがなされ、いくつかの説があります。ひとつは「双極性障害」です。そう状態とうつ状態があらわれる病気です。ちなみに「世界双極性障害デー」はゴッホの誕生日である3月30日に設定されています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網