コロナ太りが招く、性欲と勃起力低下・夜間頻尿・やる気の喪失

公開日: 更新日:

 頻尿は死亡率と関係しており、東北大学が行った日本人対象の研究では、夜間頻尿が2回以上ある人が、最も寿命が短かった。

「コロナがテストステロン量低下に関与しているのは、活動量の減少だけではありません。コロナで家での飲酒量が増えた人もいるでしょう。お酒の量が多いと、テストステロン量が低下してしまいます」

 3週間毎日ビールグラス4杯飲んだグループと、ノンアルコールドリンクを飲んだ群では、歴然としたテストステロン量の差が確認できた。

 テストステロンを減らさないようにするには、ここまで挙げたことの反対を目指すべきだ。つまり、適度な運動を行ってコロナ太りを解消し、飲酒量はほどほどにする。

「場合によっては、テストステロン補充療法という選択肢もあり、LOH症候群がなかなか改善しないといった時に生活の質(QOL)を上げるために有効。長期的に投与すると、血中の赤血球が増えて心疾患や血栓のリスクが高まるため、専門外来を受診して、男性ホルモンの数値を測定してから行ってください」

 テストステロン補充療法は自費診療になるため、医療機関によって値段が異なる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃