コロナ太りが招く、性欲と勃起力低下・夜間頻尿・やる気の喪失

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■男性更年期障害の引き金にも

 テストステロン量低下で生じる弊害で、“男性の更年期障害”として近年注目されているのが、「LOH症候群」だ。テストステロンは「筋肉や骨格の成長を促す」「性欲や性衝動を起こす・勃起のスイッチを入れる」「前向きな思考や決断力を働かせ、集中力、やる気を高める」といった3つの重要な働きを担う。

「テストステロン量が低下すると、これらがうまく働かなくなります」

 重症の場合、うつ状態がひどく社会生活を送るのが困難になることも。「疲れやすい」「不眠がある」「気分が沈みがち」「体調が優れない」「性欲や勃起力が減退したと感じる」「尿が出にくい、出終わるまで時間がかかる」などの症状があれば、可能性がある。

 さらにテストステロンの量の低下は、前立腺がん、尿が十分にたまっていなくてもトイレに行きたくなる過活動膀胱、心筋梗塞、骨折などとも関連があることが研究でわかっている。

「夜間頻尿とも関係しています。年を取ると膀胱の線維化が進み、頻尿、特に夜のトイレの回数が増えます。しかしテストステロンを補充すると、線維化が抑制され、膀胱の柔軟性が増します。実際、患者さんにテストステロンを補充すると頻尿が改善するのです」

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