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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

ファストフード店が多い地域では糖尿病の人が多い 米国医師会誌に論文

公開日: 更新日:

 中央値で5.5年にわたる追跡調査の結果、食環境におけるファストフード店の数が10%増加すると、都市部、郊外、農村部いずれにおいても糖尿病の発症リスクが1~2%増加しました。一方で、スーパーマーケットでは店舗数が10%増加すると、郊外と農村部において糖尿病リスクが1~3%低下しました。

 食環境が直接的に糖尿病のリスクを高めているわけではないと思いますが、論文著者らは「ファストフード店の数を制限し、スーパーマーケットを増やすことが、糖尿病患者を減らすことにつながるかもしれない」と結論しています。

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