オミクロン株感染体験記「5~6日間熱が続き、鼻水とだるさが継続」

公開日: 更新日:

「夫は発熱していなかったのですが、私は症状が出始めてからずっと微熱が続いていました。その体調で行列に並ぶのはつらく、予約可能な施設でPCR検査を受けました。検査は夫の陽性が分かってから2日後。予約していたにもかかわらず実施まで1時間近く待ちました。検査2日後に陽性の結果が出ました」

 シェリー氏の症状は、最初の発熱から5~6日間の微熱。その間、鼻水とだるさが継続し、一時は上咽頭の痛みもあった。周囲で同じ時期に感染した人も、似たような症状だったという。

■2回目から半年以上経過の人は高熱が…

 ただし、シェリー氏や夫を含め、風邪程度の症状だった彼らはみな、3回目のワクチンを接種済みだった。

「2回目のワクチン接種から半年以上経過していた人は、重症化はしていませんが、数日間高熱が続き、咳もひどいという印象です。友人の看護師に聞くと、ワクチンを全く打っていない人では重症化しているそうです」

 日本では、3回目のワクチン接種が今年に入ってから本格化。自治体では接種を前倒しする動きが広がっており、医療従事者や高齢者施設の利用者、職員などは2回目の接種から6カ月以上経っていれば3回目の接種の対象となり、一般の高齢者は3月から6カ月以上経っていれば対象となる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々