大腸がんと闘う漫画家ひるなまさん「検査画像の“サイン”にピンときました」

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 がんについて明るく話せるのはポジティブなのではなく、無常観による諦めが強いだけかもしれません。どうせ人はいつか死ぬのだから、どうせ運や偶然には勝てないのだから、どうせ矮小な人間ごときが世界のすべての要素を知りつくし計算しつくし努力しつくして常に完璧な結果に満足しつくすことなどありえないのだから……。だから期待しすぎずほどほどに楽しく頑張ろう、そんな感じで生きております。

 コロナ禍で検診や受診を控える方も多いでしょうが、読者の方には頃合いを見てちゃんと検診に行ってほしいと強く言いたいです。あとがん保険も、億万長者でもない限りは、数百円のオプションでもいいので入っておくといいと思います。私も保険がなければ、今ごろ金銭的理由で治療を妥協していたかもしれません。

 この経験を本にすることが治療を乗り越える前向きな原動力でした。むしろ「本にしてやる」という気負いがなければ、前向きに乗り切れなかったかもしれない日もありました。

 今の生きるモチベーションは、正直なことを言うと「おいしいゴハン」です! 元気なうちにこの世のおいしいものは思いつく限り食べつくしてやるぞと思っています。最近、おいしいと思ったのは友人が送ってくれた「粕取り焼酎」。はい、お酒も飲んでます!

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