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永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

コロナを超過死亡数で知ることはできるのか? 医療情報学教授が特別寄稿

公開日: 更新日:

 今月5日にはWHO(世界保健機関)による世界の超過死亡数の推計値が発表された。

 20~21年の2年間のコロナ死(関連死を含む)は1490万人としている。ただし国ごとの推計値は公表されていない。

 コロナ死者数や超過死亡数は、実はきわめて政治的・経済的・社会的数字である。各国政府にとっては、その数字が小さいほうが好ましい。しかし一部の専門家やマスコミの中には、大きな数字を好む傾向がみられる。また数字の大小によって、儲かる業界と逆の業界が出てくることは、例を挙げるまでもない。

 それらのことも頭に置いて、発表された数字を批判的な目で眺めることも大切だろう。

(永田宏・長浜バイオ大学メディカルバイオサイエンス学科教授)

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