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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

バラは食物繊維が豊富 お腹の調子を整えストレス解消効果も

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 ほかにも、高脂血症ウサギを使った実験になりますが、高脂血症や動脈硬化を防ぐ報告がされているので、生活習慣病の予防にも効果的。女性のホルモンバランスにも関わることがわかっていて、生理不順、生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期症状などに悩む方にもおすすめです。

 ヒトが良い香りを嗅ぐと、本能をつかさどる脳の大脳辺縁系を刺激します。これはストレスを緩和することへつながっていきますから、アロマテラピーの精油としてバラが使われるのもわかるような気がします。

 さらにバラは古くから薬効があるとされて民間薬としても使われてきました。

 ブルガリアでは肌の調子が悪い時は肌に塗布し、お腹の調子が悪い時は体内に取り入れるなどしてきたという報告もあります。

 食べてもよし、嗅いでもよし、そんなバラの旬はまさに今! ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。

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