著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

タコは疲労回復効果に加えコレストロールを分解する働きも

公開日: 更新日:

 マダコは三陸や瀬戸内海沿岸で取れ、明石沖で取れたタコは「アカシダコ」とも呼びます。あの有名な明石焼きをイメージされる方も多いのでは? マダコの旬は地域によって違い、三陸では11~12月なのに対し、瀬戸内海沖では6~9月ごろで「麦わらダコ」と呼ばれることも。国内一の水揚げ量を誇る北海道でもマダコが取れますが、実はミズダコのメスをマダコと呼んでいます。明石沖などで取れるマダコとは少し種類が違います。

 タコ焼きやお寿司のネタなど、日本ではタコはかなり一般的で、弥生時代の遺跡からもタコつぼ形の土器が発掘されたり、江戸時代のレシピ本にもタコ料理の記載があります。日本のように世界的に見て昔から食用にしている国は、スペイン、メキシコ、イタリア、ギリシャなどの地中海地域にみられます。一方、フランスやドイツなどの西欧地域ではデビルフィッシュ(悪魔の魚)と呼ばれ食されないとされてきましたが、近年ではスーパーに並ぶようです。「タコが好き!」「タコ焼きは食べられるけどタコは嫌い」……など、好みは分かれますが、さまざまな調理法でお総菜などに用いるお店も増えてきているそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    (1)長嶋茂雄氏の「逆転巨人入り」は、銚子の料亭旅館の仲居さんの一言から始まった

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  3. 3

    佐藤輝明&森下翔太の覚醒で阪神「歴史的大記録」達成の予感…実現すれば40年ぶりの快挙

  4. 4

    今秋ドラフトで割食う巨人…“恋人”の創価大・立石正広が「ミスターの後継者」候補と評価急上昇

  5. 5

    長嶋茂雄さんの「まさかの一言」で高級ブランドショップ店員は素っ頓狂な声をあげ目を白黒させた

  1. 6

    北川景子が味わった二度の挫折 仕事の間にロケバス内の猛勉強で明治大商学部に合格した努力家

  2. 7

    三山凌輝がNYライブで復帰もファン真っ二つ…プロデューサーSKI-HIの“1億円頂き男子”擁護は正解か

  3. 8

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  4. 9

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  5. 10

    巨人「松井秀喜監督」は完全消滅か、可能性あるか…恩師・長嶋茂雄さんは誰よりも願っていた