間引きニンジンについていた葉っぱでほろ苦絶品天ぷらを

公開日: 更新日:

 畑で野菜作りをしている大阪の実家から、間引きしたニンジンが送られてきた。小さく軟らかく、生で食べても美味。そして何よりうれしかったのが、葉っぱ付きだったこと。

 ニンジンの間引きは収穫時期の秋に向けて行われるので、葉っぱが食べられるのも夏まで。緑色が鮮やかで、生き生きしている。ニンジンの葉っぱは天ぷらにするとウマイのだ。在宅勤務の昼食用に、いそいそと天ぷらの準備をした。

 ニンジンと葉っぱを適当な大きさに切り、薄力粉が切れていたのでお好み焼き粉をまぶし、別途お好み焼き粉を水で溶いたものにニンジンと葉っぱをくぐらせ、かき揚げのように揚げた。ゆでた五島うどんに添える。

 家人にも残しておこうかと思っていたのに、ほろ苦さが癖になってバクバク食べてしまい、ひとつも残らず。ニンジンの葉っぱがもっとあれば、チヂミも作りたかったのだが。次回の実家からの「野菜便」に期待だ。

 ニンジンの葉っぱには、ニンジンのオレンジ色の部分(根)よりも栄養成分が多く含まれている。カルシウムは根の3.5倍、カリウムは1.9倍、鉄分は4.5倍、ビタミンCは3.7倍、葉酸は3.2倍……。葉っぱ付きのニンジンがスーパーや八百屋で売られているのを見かけたら、ぜひとも購入して欲しいし、葉っぱも捨てずにさまざまな調理に活用して欲しい。栄養面、味覚面双方で、大満足すること間違いない。(和)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動