コロナ後遺症のだるさや疲労感に漢方薬「加味帰脾湯」が使われている

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 加味帰脾湯は東洋医学では、虚弱体質で心身が疲れ、不眠、精神不安を抱える人に適した薬だ。朝鮮人参、黄耆などの生薬が配合されている。

「朝鮮人参と黄耆は、簡単に言えば、体を元気にする作用があります。これら2つの生薬が使われた漢方薬には、補中益気湯もあります。心身の疲れもあるコロナ後遺症には加味帰脾湯が向いていますが、手に入らない場合は補中益気湯でも構いません」

 いずれも併用が禁忌とされている薬はなく、持病の薬と一緒に飲んでも問題ない。

「加味帰脾湯を飲んでいるけど3カ月経っても倦怠感が強いという人には、フアイアという漢方薬を提案します。日本では健康食品の扱いですが、中国、米国ではがんの治療薬として承認されており、また肝臓がんに関してエビデンスレベルが高い大規模試験で効果が実証されています。免疫低下に作用する論文も多数あり、加えて免疫亢進作用も研究で明らかになっています。コロナ後遺症には免疫機能の異常が関係しているという指摘もあるため、効果があると考えています」


 実際、加味帰脾湯にフアイアをプラスしたことで、時間はかかるものの、倦怠感から脱した患者は少なくない。ただし1日1000円ほどする高額な漢方薬である。

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