乳がん経験者だからわかること(上)マンモと超音波検査の2本立てで早期発見を狙う

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「私は乳がんが見つかる前にマンモを受けていたのですが、それは異常なしでした」(EMIさん)

 日本人は「高濃度乳腺」という乳腺が多い乳房の人が多い。特に、若い人では顕著だ。高濃度乳腺の場合、マンモでは全体的に白っぽく見え、がんがあっても埋もれてしまう。EMIさんがまさにそうだった。

 黒田さんが言う。

「高濃度乳腺の人がマンモで乳がんの有無をチェックするのは、雪山で白ウサギを探すようなもの。高濃度乳腺かどうか、検査時に文書や口頭で通知してくれる自治体もあれば、そうでないところもある。もし何も言われなければ、自分から詳細な判定結果を聞くこともできる。必要に応じてエコーも同時に受けた方がいい」

【婦人科を受診していても見つからないことがある】

 黒田さんは2009年、40歳の時に初めて受けた自治体の乳がん検診で、5センチほどの乳がんが見つかった。当時、娘さんが5歳で、その何年か前まで妊娠、出産におけるその後のケアで、婦人科を受診していた。

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