南部せんべいにアボカドディップをのっけて酒のつまみ

公開日: 更新日:

 青森県庁の方にお誘いいただいた、「EIGHT BASE(エイトベース)」。新橋駅から有楽町駅の高架下「日比谷OKUROJI」にあるお店で、青森県八戸圏域(青森県南東部の8つの市町村)のアンテナショップだ。だから「EIGHT(八)」なんだな、と後で納得。

 八戸圏域の料理や酒を堪能できるほか、南部せんべいなどの特産品の購入ができ、またファンミーティングや試飲会などイベントも随時行われている。記者は八戸圏域の食材の魅力がぎゅっと詰まったコース料理をいただいた。イガメンチ、青森シャモロック、馬刺しユッケ、いちご煮、八戸前沖産サバの刺し身、にんにく丸揚げ、サバ寿司……と青森好き(=記者)の心に深く突き刺さる内容だった。その中で、酒のつまみに家でも試してみたいと思ったのが、南部せんべいのディップのせ。

 小麦粉と塩と水を混ぜて練り、丸い鋳型で焼いたのが南部せんべい。超パリパリで素朴な味。これはいろいろのっけてみたい。アボカドディップ、フムス(ひよこ豆のペースト、中東の伝統的な定番料理)、明太子とサワークリームとレモン汁のディップなどをつけるとおいしそう。クリームチーズをやわらかくしたり、味噌とマヨネーズを混ぜたりしたものと合わせても良さそうだ。

 八戸商工会議所のホームページによると「南部せんべいは食材」。天ぷら、炒め物、ピザ、グラタン、グリーンカレーと、意表をつくレシピがずらり。「こびりっこ」という、南部せんべいにおこわを挟んだものもあった。奥が深いなぁ、南部せんべい。 (和)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー