「マイクロCTC検査」で全身のがんを早期発見 1回5分の採血でOK

公開日: 更新日:

■5月8日からスタート

 がんは、国内における死因のトップであるにもかかわらず、「時間がない」との理由で、がん検診の受診率は50%にも満たない現状である。時間に余裕がなく、普段、検診を受ける機会が少ない人でも、短時間で受けられるのがうれしいポイントだ。

「マイクロCTC検査で体内からがん細胞が発見されたからといって、必ずしもがんが発症しているとは限りません。しかし、少なくとも浸潤・転移の高い能力を持つ、悪性度の高い『間葉系のがん細胞』が体のどこかにあるということですから、あらためてより詳しい検査を受けることをおすすめします」

 マイクロCTC検査には、画像検査では難しい部位のがんも含め、さまざまながんを発見できるというメリットもある。現在、日本で行われているがん検査は、市区町村が負担する住民健診と、自己負担で行う人間ドックなどがある。しかし、住民健診では5大がんのみが検査の対象で、全身人間ドックの場合には時間がかかる上に、PETやCTでは胃や大腸のがんを調べることは難しい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  4. 4

    作新学院・小針監督の「不適切指導」に私が思うこと 批判するのが“無難”かもしれないけれど…

  5. 5

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  1. 6

    巨人阿部監督 グチるくらいならいっそ「4番・坂本勇人」はどうだろう…“進退の決断”含めた4つの理由

  2. 7

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も

  3. 8

    田原俊彦「真ん中の足」「カッチカチ」下ネタ連発で退場危機…フジ問題でも“おまいう発言”で大ヒンシュク

  4. 9

    フジ再激震! オンカジ逮捕「ぽかぽか」演出担当社員が豪語していた夢との落差にア然

  5. 10

    長嶋茂雄さんは松井秀喜の背もたれをガーンと蹴っ飛ばし、「巨人の4番道」を説いていた