著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【シシトウ】がん予防に加え美肌効果あり 血管の健康も保ち免疫力アップ

公開日: 更新日:

■β-カロテンはピーマンより豊富

 そんなシシトウの栄養価の特徴はなんといってもピーマンより多いとされるβ-カロテンです。

 免疫機能を維持するために必要な栄養素で、抗酸化作用によりがんの予防効果が期待されています。また、抗酸化作用や美肌効果があり、肌の健康を維持するビタミンCや、高血圧の予防に効果的なカリウムも豊富に含まれます。

 また、フラボノイドにも注目したいですね。シシトウのフラボノイドは、ビタミンCの働きを強化するという特性に由来しています。フラボノイドには、抗酸化作用や抗炎症作用があり、血管の健康を保つ効果や免疫力を高める効果があるとされています。血管の通りを良くする働きやアレルギー反応の軽減、がんの予防などにも関与している可能性があります。ビタミンCも含まれますので、一石二鳥の食材と言えるでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」