介護うつのサインとは? 防ぐための具体的なリフレッシュ法

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 認知症の方を介護するご家族によくみられるのが「介護うつ」です。介護による疲れやストレスから、不眠、食欲低下、希死念慮といったうつ症状が引き起こされるのが特徴です。厚労省の調査によると、在宅介護者の4人に1人が介護うつの状態とされ、要介護世帯が増加している近年は深刻な問題になっています。

 認知症の方を介護する際、「目を離した隙に徘徊しないか」など介護者は常に緊張状態になり、相手のペースに合わせた生活スタイルになります。その結果、十分な睡眠時間の確保だけでなく食事もままならなくなり介護者は疲弊していくのです。

 実際に私が診た患者さんに、うつ症状で長年当院に通院していた女性がいました。彼女はうつを発症してからは昼夜逆転の生活を送っていたのですが、ある日お母さまが認知症を発症し、彼女の睡眠時間である日中に徘徊などの問題行動を繰り返すようになりました。問題行動を防ぐには彼女が日中も起きている必要があるので睡眠時間が奪われ、うつの症状がさらに悪化してしまったのです。

 また、親の介護の時期がご自身の更年期障害の時期に重なっているケースが少なくありません。更年期によって女性ホルモンの分泌が不安定になったり下がったりすると気分や体調の不調につながることがあります。特にエストロゲンは幸福感の源でもあるセロトニンに影響を与えることが分かっています。

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