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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【サツマイモ】1カ月半摂取で2型糖尿病が改善するとの研究も ビタミンCはリンゴの5倍

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 他にも、サツマイモ200キロカロリー分を夕食2~4時間前におやつとして取った場合、夕食時のセカンドミール効果が働き、血糖値が下がることも報告されています。これはサツマイモに含まれる食物繊維と、エネルギーのもととなるデンプンがあるからと考察しています。サツマイモのデンプンは粒子が大きく血糖値を上げづらいため、夕方のおやつも含め、夕飯など夜向きの食材と言えるでしょう。

 60度くらいの温度で時間をかけて加熱するとアミラーゼという酵素の働きが強まり、風味豊かな甘みを引き出してくれます。石焼き芋が甘いのはそのせいです。

 皮の近くに食物繊維が集まっているので、便秘が気になる方はできるだけ皮つきで食べてみてはいかが?

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