言葉の意味が分からなくなる「意味性認知症」とは? 側頭葉の萎縮で発症

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 意味性認知症の場合、本人にとって親しみがあり使用頻度が高い言葉は、意味記憶が保たれやすい傾向が強い。周囲の人は、本人の気持ちをなるべく早く察するために、会話の回数を増やして伝わる言葉を見つけたり、言語だけでなく、表情や動作を交えたコミュニケーションを心がけましょう。

 進行すると語彙が減り、自発語が少なくなって、アルツハイマー型同様、記憶力の低下が現れます。また、側頭症の障害が前頭葉眼窩面に広がると、周徊行動や脱抑制による物盗り行為、特定の行為を何度も繰り返す常同行動の症状もみられます。

 体内時計の変動は認知症を進行させる要因のひとつです。昼食後に昼寝をしていたら必ず起こし、難しいようであれば、午後はデイサービスへの通所も検討するといいでしょう。

▽園田康博(そのだ・やすひろ) 1986年昭和大学医学部卒業後、昭和大学第三内科入局、亀田総合病院、蒲田内科クリニックを経て、2015年東京メモリークリニック蒲田を開院し、院長を務める。

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