糖尿病患者が治療を中断すると何が起こる? ドイツで新タイプの治療薬輸出禁止の動き

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「血糖コントロールが投薬によって維持されていた人が、薬を飲まなくなった途端に食後の血糖値が500㎎/デシリットル以上にまで跳ね上がるケースは少なくありません。中には網膜に出血が見られたり、急性の腎不全を起こしたりする場合がある。とくに危険なのはサウナや温泉で大量に汗を流した後、糖質の多い清涼飲料水などを大量に飲んだりした場合です。糖尿病性ケトアシドーシスを起こすことがあるので要注意です」

 ヒトは血糖を細胞に取り込むために必要なインスリンが十分でないと細胞がエネルギー不足に陥る。そうならないため、インスリンが足りない状態でも別の手段でエネルギーを生み出すシステムがある。脂肪細胞を分解してケトン体という物質を生成することでエネルギーを得る方法だ。このとき血液が酸性化するため、さまざまな症状が出る。それが糖尿病性ケトアシドーシスである。

「糖尿病性ケトアシドーシスになると、口が乾く、多飲多尿、体重減少、全身倦怠感といった糖尿病特有の症状が急激に起こるほか、吐き気、嘔吐、腹痛、特徴的なフルーツ臭の呼気などが出て、悪くすると糖尿病性昏睡が起こることもあります」

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