著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

「ヴィーガン」と「肉食」健康にいいのはどちら? 22組の双子が実験

公開日: 更新日:

 肉など動物性食品をまったく食べない食事、つまりヴィーガン食と、肉をたっぷり食べる食事のどちらが、より健康にいいかを知るために、双子を使った実験が行われました。その結果、肉を食べない食事の方に軍配が上がり、話題になっています。

 この実験はスタンフォード大学の研究者が行ったもので、JAMAネットワーク・オープン誌に発表されました。 

 調査には22組の一卵性双生児が参加。片方が動物性食品を含まない食事、ヴィーガン食を食べ、もう片方が雑食、動物性と植物性の両方を含む食事を2カ月間続けました。

 その結果、ヴィーガン食を食べた方は体重が減り、悪玉コレステロールも減少したことがわかりました。

 研究者は「健康的な植物ベースの食事は、雑食と比較して心臓を守る利点があることを示した。」とコメントしています。

 今回のスタンフォード大学の研究が注目されたのは、同じ遺伝的構成と環境要因を持つ双子を用いたからです。

 一卵性双生児はDNAがほぼ同じで、多くの経験を共有しているため、異なる食事パターンを採用した後に観察された結果の違いは、主に食事そのものに起因する可能性が高いと考えられます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景