「正月の眼精疲労」には5つの原因がある…あなたはどのタイプ?

公開日: 更新日:

 年末年始は、オールナイトでテレビを観たり、朝からお笑い特番を“ハシゴ”して、目を酷使し続けている人も多いのではないか。さすがに目が疲れて痛い、肩が凝る、調子が悪い……という人もいるだろう。ひと口に「目の疲れ」といっても、その原因にはいくつかのタイプがある。自由が丘清沢眼科(東京・目黒区)の清澤源弘院長にその対策を聞いた。

「目が疲れたと感じたら、まずはぼんやりと遠くを眺め、意識的に瞬きをする、しばらく目の周りを蒸したタオルなどで温めて血行を改善したり、逆に冷やして充血を抑えたり、光を遮断するなどして目の周りの筋肉をリラックスさせることが大切です。ドライアイ用の目薬を使ったり、空調の風が直接目に当たらない場所に移動するのも良いでしょう」

 眼精疲労の解消にはビタミンB群が良いとされる。たとえば、ビタミンB12は別名「赤いビタミン」と呼ばれ、血液をつくる造血作用があると言われる。抹消神経を構成する核酸やリン脂質を増加させる働きがあり、神経の修復作用もある。ビタミンB1は視神経の活性化、ビタミンB6は水晶体などの細胞の新陳代謝のサポート、B2は目の粘膜保護など、ビタミンB群は目の働きを良くすると言われている。ほかにもタウリン、アントシアニンなどは毛様体筋などに効果があるとされている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?