著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

複数の米医療関連メディアが選んだ2023年の医療ブレイクスルーは「痩せる薬」…肥満との戦いに新時代到来

公開日: 更新日:

 アメリカの複数の医療関連メディアが選んだ、2023年の最大のブレイクスルーは、「痩せる薬」でした。国民の7割が太り過ぎ、4割が肥満症に悩むアメリカ人にとって、新たな時代が到来したと注目の的になっています。

 このコラム(https://hc.nikkan-gendai.com/articles/278833)でもお伝えしたように、アメリカでは2023年、糖尿病治療薬オゼンピックが減量にも効果があることが、SNSで突然知られるようになりました。続いて同様の他の薬にも注目が集まり、大ブームを巻き起こしました。

 ノボ ノルディスク社から発売されているオゼンピックは、成人の2型糖尿病患者の血糖値を下げる週1回の注射薬。GLP1と呼ばれる腸内ホルモンと同じように作用し、食欲を抑え痩せる効果があります。同社のウゴービも同じ機能で、こちらは体重減少に特化しています。

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