「能登半島地震」避難所の食事の現状…高脂質、高塩分のメニューが続き体が悲鳴

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 能登半島地震発生から約1カ月が経った。日々報道されているように能登半島内でも地域によって状況はさまざまで、いまだ栄養のある食材が十分に行き届いていない地域や避難所もある。一方で、食べる物はあるが、栄養面では問題が散見されるところもある。ある避難所で炊き出しを行う男性の声を届ける。

 ◇  ◇  ◇

 料理店を経営する男性は、能登半島の真ん中、七尾市の北側に位置する地域で地震に遭った。自宅も料理店も建物自体は倒壊を免れた。料理人としての経験、腕を生かし、1月3日から地域の避難所で炊き出しを開始。当初は料理店で残っていた食材、大量に届いたレトルトや缶詰などを活用し、とにかく体が温まり、おいしく、空腹を満たせる料理を作っていた。

 避難所では個人物資の受け付けはしていないにもかかわらず、消費期限の切れた食材、汚れたビニール袋に詰め込まれた米、包装が破れたもの、冷蔵保存が必要なもの(冷蔵庫が不足している)、電子調理が必要なもの、数が限られたもの(一部の人にしか配れずトラブルの原因になる)などが届き、廃棄せざるをえないことがしばしばあったという。

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