災害時に困らない!慌てない! 用意すべき健康災害グッズ

公開日: 更新日:

 近年、大型台風や集中豪雨による水災の被害が増えている。かつては、マンションの高層部は水害とは無縁と考えられていたが、ベランダの排水能力を超えて水がたまり、部屋に浸水してくるケースも報告されている。水害に限らず、何らかの自然災害に見舞われた時、健康を守る上で、準備しておくべきことは何か? 医師で、健康経営のクラウドサービスを提供する「リバランス」代表の池井佑丞氏に聞いた。

 糖尿病や高血圧など何らかの基礎疾患があって薬を服用している人が、何をおいてもやるべきなのは「お薬手帳」の確認だ。

 持っていない人は、受診している医療機関で受け取った処方箋を薬局に持参すれば、作ってもらえる。

「スマホのアプリにお薬手帳を入れるという手もあります。ただ、災害時は充電できずにスマホを見ることができないことも。アプリと紙のお薬手帳の両方を用意しておくと安心です。お薬手帳は、災害時に限らず、外出時は常に携帯する習慣を身に付けてください」

「常に」というのは、外出時に災害に遭い、そのまま避難所へ……といったケースもあるからだ。東日本大震災の直後は、自宅に帰れなかったり、交通網のまひでかかりつけの病院に行けなかったりで、「普段飲んでいる薬が手元にない」という人が数多く出た。医療機関や薬局も、電源などが断たれ、患者の薬歴をパソコンで閲覧することもできなくなった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意