白内障手術失敗体験談(4)搬送直前に1万3520円を請求された

公開日: 更新日:

 救急車までは期待しませんが、せめて医院の車で移送してくれるものと思ったのですが、医院の対応はそっけないもので「いまタクシーを呼んだのでそれで行ってくれ」という。ただ、そのタクシーがなかなか来ません。10分か15分か待たされ、ようやく到着です。すぐにそのタクシーに乗って、指示された総合病院へまっしぐら。さすがにタクシー料金は眼科医院が支払ったようで請求はありませんでした。

 車内では、前妻に「じつは手術がうまくいかず、いまタクシーで大手総合病院に向かっているので、そちらに来てくれるよう」に連絡を入れました。

 手術失敗から3カ月ほど経過して、この体験談を書くにあたり手術に失敗した眼科医院の院長を訪ねました。「手術がうまくいかなかったのに医療費を請求するのはいかがなものか?」と問いただすと、「所属学会から請求してもいいと聞いている」との返答でした。

 2日後、再び連絡があり、「所属学会に確かめたが『やっぱり医療費を請求してください』ということだった」とのお話でした。 (つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  2. 2

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

  3. 3

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  4. 4

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  5. 5

    (1)長嶋茂雄氏の「逆転巨人入り」は、銚子の料亭旅館の仲居さんの一言から始まった

  1. 6

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    今秋ドラフトで割食う巨人…“恋人”の創価大・立石正広が「ミスターの後継者」候補と評価急上昇

  4. 9

    長嶋茂雄さんの「まさかの一言」で高級ブランドショップ店員は素っ頓狂な声をあげ目を白黒させた

  5. 10

    北川景子が味わった二度の挫折 仕事の間にロケバス内の猛勉強で明治大商学部に合格した努力家