著者のコラム一覧
宮岸洋明フリーライター

1965年、石川県生まれ。出版社勤務後、95年、健康ライターとして独立。以来20年、健康雑誌などで取材・執筆活動を開始。本連載では、世界的な長寿国である日本の伝承料理がテーマ。「健康長寿の秘訣は“食”にあり」をキーワードに、古くから伝えられてきた料理や食材を実食し、その栄養価、食味や調理法を紹介。筆者自身も、約1年前から数々の伝承料理を食べ約20キロのダイエットに成功。メタボを脱出し、健康診断もオールA。

施術後1週間で期待ほど効果は見られず歩行が困難なままだったが…

公開日: 更新日:

 椎間板の組織(セル)をジェル状のゲルによって修復するセルゲル治療を実施。

 施術を終え1週間後では何の変化もなく、歩くことが困難な状態は変わらなかったため、早期の効果を期待した患者さんにとっては不満となる結果となりました。

 ですがそんな状態も3カ月を経過した時には改善され、たまに荷物を持っている時に痛みが出るものの、以前のような立つことも支障がある状況よりは改善されました。

 さらに半年後には家事や重たいものを持つと腰が痛くなることはありながら、より改善されているようでした、ただ患者さん自身が無理のないレベルの歩行やストレッチを行い、血流を促すようにすること。椎間板以外の腰痛の要因についての可能性も引き続き探ることを繰り返し伝えました。

 今回の症例のように腰痛の原因は単純なものとは限りませんし、1週間の短期間では良い効果は出ないことの方が多いものです。

 診察時によく、気長に待ちましょうとお話しさせてもらっていますが、セルゲル法にしても、時間をかけて椎間板を徐々に修復していく治療だということを認識していただければと思います。そのためにも早期に腰痛の原因と患部の状態を把握することはなによりも重要だといえるのです。

(ILC国際腰痛クリニック東京・簑輪忠明院長)

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