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荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

薬剤師も人手不足…紹介会社に支払う手数料に悩む施設も多い

公開日: 更新日:

 人口減が続く中、どの産業においても人手不足は深刻な問題です。医療業界でも昨今は人手不足が話題になることが多く、薬剤師に関しても不足している病院や薬局が増えています。2024年度にスタートした第8次医療計画でも「薬剤師の確保」が明記されることになりました。

 薬剤師を含め医療職の求人には、人材紹介会社を活用する場合も多くあります。雇用される側としては、転職エージェントが親身になって相談に乗ってくれたり、手数料もかからず、自分の条件に合った求人を探してくれる紹介会社はとても重宝します。

 一方、雇用する側としても、その医療機関が求めている人材を選んで紹介してくれるなどメリットはあるものと考えます。ただ、雇用主にとって紹介会社へ支払う紹介料は非常に頭の痛い問題です。医療職の求人において紹介会社への手数料はおおよそ年収の30%くらいが相場といわれています。

 たとえば、年収500万円の薬剤師の就職が1件成立した場合、雇用主は紹介会社に150万円を支払う計算になります。特に中小病院など規模の小さい施設にとっては、これらの手数料が大きな負担となっているのです。

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