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荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

先発薬とジェネリックの差額を患者が負担する制度が盛り込まれた

公開日: 更新日:

 しかし、患者さんが先発医薬品を希望される場合、無理にジェネリック医薬品に変更することはできません。今回の改定では、「高額な先発医薬品を希望するなら自分で差額を払うように! とにかく医療費を削減したいんだ!」という国からの強いメッセージを感じます。

 この制度の対象となる先発医薬品は1095品目にも上ります。施行は今年の10月1日からなのですが、ご自身の服用している薬について、「先発医薬品なのかジェネリック医薬品なのか?」「選定療養の対象医薬品が含まれていないか?」をあらためて確認する必要がありそうです。詳しくはかかりつけの薬剤師に気軽にたずねてください。

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