著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

要介護認定がなくても利用できる高齢者支援サービスを知っておく

公開日: 更新日:

 いずれも担当は市区町村の健康推進課や高齢者福祉課などの保健部門。ネット検索で、「介護予防 ○○市(親が住む自治体)」とキーワードを入れると、取り組みを紹介するページにヒットするだろう。

 気合の入っている自治体なら保健師や管理栄養士らがアイデアを出し合い、地域の健康課題に合わせた健康教室やイベントを企画しているはずだ。うまく気に入ってもらえれば、いつか必要になるであろう、要介護認定の話を進めやすくなる。

 日常生活の困りごとに対応するサービスなら、高齢者の総合的な窓口の地域包括支援センターを利用すると話が早い。要介護認定のあるなしにかかわらず、あらゆる相談に乗ってもらえるので、親にも連絡先を教えておくのがベストだ。

 事前に家族として担当者に会い、親の状態をしっかり説明したり、自宅に来てもらい親と会ってもらうことも強く勧めたい。今の世の中「やってもらって当たり前」な要望を出す家族が多く、電話一本で用件を済ます人が多いが、家族ぐるみで接点を持つことで、親の様子を気にかけてもらえる回数が増えることが期待できるからだ。実際の介護現場ではこうした縁がイザという時に役立つと断言しておこう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状