乳がんとお金(1)在住地域の助成金をチェックし必要に応じて速やかに申請

公開日: 更新日:

 昨年12月、定期検診で訪れた乳腺クリニックで乳がんのステージ1と診断された。

 当然大きなショックを受けたわけだが、命の心配もさることながら、最も頭を悩ませたのがお金についてだ。50代、配偶者・子供なし、フリーランス。貯金は多くない。

 会社員であれば、病気による休業に対し、加入している健康保険から給与の3分の2程度を支給される「傷病手当金」があるが、個人事業者にはそういったものがない。生検などの検査ですでに5万円以上かかっており、今後もし働けなくなったとすると、治療費はおろか、生活費にも困る可能性がある。

 まずチェックしたのが住んでいる区の情報だ。インターネットで「○○区 がん 助成金」で検索すると、がんの治療に伴う脱毛や乳房の切除などを行った場合、ウィッグや人工乳房、補正下着などの購入費用を助成してくれるシステムがあるとわかった。ただし、上限は10万円で、生涯で申請できるのは2点のみなので吟味が必要だ。

 さらなる情報を求めて区の保健センター内の「がん情報コーナー」に行った。対応してくれた現役の看護師によると、区から受けられる助成金は前述のものだけ。ただ、「限度額適用認定証」を教えてもらったことは大きかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意