著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米シカゴ開催の民主党全国大会で…中絶と体外授精に新たなスポットライトが当たる

公開日: 更新日:

 まずルイジアナの女性が、明らかな流産で大量に出血しているのに、医師に中絶を拒否され、病院をたらいまわしにされた経験を語りました。続いて12歳で継父に強姦され妊娠、中絶できないことへの恐怖を感じたという女性の話には、数万人の聴衆が息を飲みました。

 また体外受精に関しても、アラバマ州での禁止を受けて、トランプ氏当選の場合の全米での制限の可能性が懸念されています。この日登壇したインフルエンサーのナベラ・ヌアーさんは、自らの体外受精体験を語ると共に、体外受精を支持するハリス氏へ投票の重要性を訴えました。

 中絶も体外受精も、単に産む産まないの問題ではありません。女性が自分の体に関する選択ができるか否かの人権問題であり、命に関わる医療の問題でもあります。そのため女性は圧倒的にハリス氏を支持しており、男性に強いトランプ氏との間で歴史的なギャップも生まれています。

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