著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

新たな脅威「ゲリラ豪雨」が及ぼす健康への影響は?

公開日: 更新日:

 その結果、5年に1度の頻度で発生するような激しい降雨が発生した場合、総死亡のリスクが8%、心臓病による死亡リスクが5%、呼吸器の病気による死亡リスクが29%、統計学的にも有意に増加しました。

 一方、2年に1度の頻度で発生するような激しい降雨では、呼吸器の病気による死亡リスクのみが上昇し、総死亡や心臓病による死亡は増加しませんでした。

 論文著者らは、「気象や公衆衛生の専門家、都市計画にかかわる関係者らが協力して、幅広い健康対策の立案が必要である」と結論しています。

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