著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

鳥インフルのパンデミックがやってくる? トランプ新政権の対応で米国に不安広がる

公開日: 更新日:

 人への感染は、殺菌していない生乳を飲んだり、死んだ鳥や家畜に触れたことが原因とされ、人間同士の感染はまだ確認されていません。しかし専門家の中には、ウイルスが突然変異を起こせば、いつ人から人への感染が始まってもおかしくはないと警告する声もあります。

 不安に輪をかけているのがトランプ新政権の対応です。CDC米疾病予防管理センターに対し広報活動の一時停止を命じたため、これを書いている1月末現在、CDCのウェブサイトには鳥インフルに関する最新情報は掲載されていません。こうしたコミュニケーションの遅れが被害を広げるのではないかと、強く懸念されています。

 鶏や乳牛などを飼う農場では多くの不法移民が働いています。彼らが強制送還を恐れて体調が悪いことを隠したり、雇い主に対し防護服の支給を求められないこともあると推測されます。こうした状況も、感染の広がりにつながるのではないかと指摘されています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  2. 2

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  4. 4

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    ドジャースは大谷翔平のお陰でリリーフ投手がチーム最多勝になる可能性もある

  4. 9

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 10

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?