インフルとコロナ患者の激増で発熱外来が大混雑…院内感染も

公開日: 更新日:

 インフルエンザとマイコプラズマ肺炎の感染が拡大する中、新型コロナウイルスの感染者も増加している。

「患者数激増で各医療機関とも発熱外来が大変なことになっている。病院や施設ではインフルエンザとコロナの院内感染がともに起こっています」と言うのは、「在宅療養支援病院 クローバーホスピタル」(神奈川県)の院長で、呼吸器が専門の鈴木勇三医師だ。昨日に続き、感染症対策のために知っておくべきことを取り上げる。

「私の病院では高齢の患者さんには積極的にワクチン接種を勧めています」(鈴木医師=以下同)

 過去にワクチン接種をしていても、また感染歴があっても、免疫は長く続かない。定期的にワクチン接種をした方が確実性が高いと、鈴木医師は患者に説明している。

「コロナに関しては、現時点では私たちの免疫はコロナに慣れておらず、コロナも人間に順化していません。だから一定の確率で重症化しますし、罹患後の後遺症に関してはロシアンルーレット並みに誰がなるかわかりません」


 鈴木医師が感じているのは、「特にコロナについて、間違った情報に惑わされている人が多い」ということ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも