「捻挫」はなぜ癖になるのか…埼玉県立大などの研究グループが初めて解明

公開日: 更新日:

 捻挫をした側の足首を、また捻挫してしまった──。「捻挫は癖になる」とよく言われるが、覚えがある人も多いのではないだろうか。

 足首の捻挫は「足関節捻挫」という。ぐらついて足首をひねったことで、骨と骨をつなぐ靱帯が損傷した状態だ。足首は内側にひねりやすく、特に前距腓靱帯(足首を外側から支える靱帯)が過度に伸長され損傷されやすい。

 この捻挫を繰り返さないようにするにはどうすればいいのか? 有効な方法につながる研究を行ったのが、埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科などのグループだ。

 足首の捻挫を起こすと、やがて足首の感覚と運動機能が低下した状態である「慢性足関節不安定症(CAI)」になり、それによって捻挫を繰り返すようになる。研究グループの村田健児准教授(埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科)が言う。

「これまでCAIを改善するリハビリテーションの研究は多く行われてきましたが、有効な方法は見つかっていませんでした。それは、足首の感覚と運動機能が低下したCAIになると、リハビリテーションでどうにかしようとしても難しいということではないか。そこで私たちは、足首の捻挫からCAIへ至らないようにするリハビリテーションが必要と考え、動物実験を行いました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ