著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

音楽を聴きながら計算するとパフォーマンスがアップする

公開日: 更新日:

 偏りがないように女性25人、男性25人の50人。さらには、その男女50人も内向的な学生25人、外向的な学生25人と分けたうえで、被験者である50人に「激しい雨の音」「静寂」「クラシック音楽」を聴いてもらい、難易度の異なる計算(割り算、掛け算、引き算、足し算)をしてもらいました。

 その結果、「静寂」は「クラシック音楽」や「激しい雨の音」を聴いたときよりも計算の精度が低下するだけでなく、レスポンスも遅くなる傾向が分かり、難しい計算問題のときに顕著だったといいます。

 また、内向的な人は外向的な人よりも数学の問題を解くのが常に速いという傾向も見られたそうですが、興味深いのは、外向的な人が「激しい雨の音」を聴きながら計算を行った場合は例外的なスピードを発揮し、内向的な人と同じくらい速く解くことができたそうです。無音よりも音楽が流れている環境、あるいは音がある環境で勉強をした方が、パフォーマンスアップにつながるというわけです。

 音楽には人の感性を豊かにする効果があります。皆さんも、自分の好きなアーティストの音楽を聴くと、きっとテンションが上がるはずです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定